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コクーン歌舞伎「夏祭浪花鑑」千穐楽 6/29夜 は幸せな観劇空間♪

客席から余分な音がひとつもたたない、舞台と客席の集中度がこれほど濃密な空間、そうそうないのではないでしょうか・・・ コクーン歌舞伎の千穐楽は、そういう充実感、幸福感を感じます。

開演時間前から役者さんが客席、舞台かまわず歩き、走り、話しかけ、祭の場に巻き込んでいくのは今までと一緒なのですが、どうも客席の熱気、「楽しんだるゾ!」という意気込みが前回の観劇とは全く異質でした。客席も最初からハイテンション~upup

・・・そして祭の後。
2、3度目かのカーテンコール中に、舞台両袖からスタッフの方がお芝居には使っていなかった風を作る機材を持ち出し、下の記事の写真の紙吹雪を客席中に振りまいてたんでした!

追われた団七と徳兵衛が舞台奥の壁を破って、シアターコクーン搬入口から外へ飛び出すところ、(裏・観劇ポイントとして“裏桟敷”と友人が命名しました)なんとこの千穐楽にはどなたが用意なさったか、大きな紙?に
  御用
と大書されてます!十分客席からも読める、大変な大きさのものを掲げていました。
雨も降っていたようなのに、スゴイことです~~happy02

なので、カーテンコールの時も役者さんがほぼ全員、裏桟敷方面へも挨拶に駆け寄っていかれました。

今日も素晴らしかった和太鼓で参加の上田秀一郎さん、カーテンコール中に、太鼓を連打しながら「中村屋!」コール。客席もソレに乗って「なかむらや!」

役者さんが花道から客席通路をずーーっと回ってくださるのは毎回のことだったようですが、この千穐楽では勘三郎さんが2階席まで出没、また1階通路一番上まで役者さんが回って、端の通路から舞台へ戻られたので中二階のお客さんでもタッチできた方が多かったようです。

今回のコクーンは、ベルリン・シビウと続いたツアーの後の興行ということで、一座の皆さんにお疲れの溜まっているようにも見える・・ という方もあり、また、今日千穐楽といっても、来月はまつもと歌舞伎で『夏祭浪花鑑』として、まだ続くわけですね。勘三郎さんも、
「コクーンの千穐楽はいつも特別な感じで、昨年の三人吉三、その前の北番南番と、なんだかほんのちょっとしか前じゃないような気もする。今回のコクーンは、毎回千穐楽みたいだと思っていたけど、やっぱり今日は特別だった」
というようにおっしゃっていました。
スタッフの皆さん、写真の紙吹雪(大きめ)の他、舞台上部からも、キラキラの紙吹雪(アルミ吹雪というか・・・)を、メルセデスのPOLIZEIカーのカーテンコール再登場の後に降らせたり、キラキラ系をまぜた紙テープを上からスダレ状に落としてくれたりと、この特別なカーテンコールを盛り上げてくださっていたのでした。もちろん、観客も定式幕が閉まる前から一部スタンディングに。文字通り“熱狂”の一時でした。

お芝居でも、後半の配役になってから初めて見たんですが、皆さん本役かと・・・ もちろん、楽日という全力投球感は特別にあったのかもしれませんが、何しろ皆さん素敵でした。以下、箇条書きで思い出すことを書いておきます。

diamond磯之丞@勘太郎さん、今まで見たことのないほどエロエロ磯之丞でした。
三婦内で、祭に浮かれて琴浦@芝のぶさんと一緒に表座敷に出てきたら、町娘の國矢さん(!)の、ほどけかけた帯揚げを指して直してあげながらそソソっと手が襟元に入って・・・ というのを琴浦に睨まれていたり、三婦に奥へ入れと言われて二人入った後、エッチ中の声(!?)を響かせたりcoldsweats02 この磯之丞が、誤ってヒトを殺めるところ、見たいぞ。

diamondお辰@七之助さん、素敵でした。まず、登場の姿が安心なキレイさshine 勘太郎さんのお辰もオトコマエでかっこよかったけど、七之助さんも“顔に色気がある”、それを言われて焼けた鉄弓を頬に押し当てる心持は、ちょっと胸に迫りました。。。 今回初めて気がつきましたが、お辰は左上腕部に赤いテープを巻いているんですね。紗の着物で透けて見える、おしゃれアイテムだとか・・・ 下着も最低限の“うそつき”系だし、夏、祭、オトコ、オンナ、、、と、色っぽいものてんこ盛りの三婦内です。

diamond泥場、前回の観劇よりも短めに感じました。泥の池に落ちる最初の一撃がすさまじい勢いで泥のしぶきが非常に高く舞い上がり・・・ 隣の友人は、顔に直撃。この場面が幕になった後、後ろの席の方が背中側にもしぶきがあるとおっしゃって、ポンチョを巻き上げて脱ぐのを手伝ってくださいました。ありがとうございました~happy01

・・・ 前回に続き、この千穐楽もありがたい巡り合わせで最前列のセンターブロックで見せていただくことになりました。コクーンの最前列なんて、しかも夏祭で2回もcoldsweats02スミマセン~

diamond今回、前回と違う角度で長町裏の義平次と団七の言い合いを見ていて、舞台下での応酬、義平次に言い返せることがなくなってきて、勘三郎さんの目がどんどん血走ってくるのがすごかった。殺し場になってからの、面明り担当の皆さんの絶妙な距離感とチームワークにはやはり素晴らしい。お二人は、あの近さの火が熱くはないのかしら。。。血走った眼から、次第に涙が染み出てくる。団七の追い詰められ感は、前回よりも切迫して感じました。

diamond義平次、開演前の客席では、お客に向かって「てぇっ!!」と不機嫌な声をはりあげつつ、「携帯切れっ!!」ともcoldsweats02ハイッ と思わず確認。

diamond名題さん、名題下さん、他、コクーンでお馴染の役者さん方もかわらぬ活躍&チームワーク。カーテンコールでは、感極まって涙、涙の方も数名おいででした。私的には、やはり國矢さんの刀投げ(バッチリ!)、橋吾さんの棒術がカッコエエ~lovely

客席最前列にいて、客席全体からの集中力をものすごく感じました。こんな客に見つめられる舞台は、なんと幸せなことか、と思いつつ、その集中を途切れさせない舞台には、やはり心奪われます。感激でした。。。

直接確認は出来ませんでしたが、客席には宮沢りえさん、海部元首相などおいでだったとか。あの空間、空気を共有できた皆様、幸せでしたね。

あ、それと勘三郎さん、串田さんから来年のコクーン歌舞伎について情報が。
flair来年は2ヶ月。
flair6月は勘三郎さんだけ、7月は歌舞伎役者の座組みで。
flair演目は・・ やっぱりまだ言えない。
でも、☆コチラ☆ のインタビューには演目について串田さんご本人が言及しちゃってます。コレでしょうか!?以前この演目は勘三郎さん抜きで上演したのでしたね。勘三郎さんだけ出るとは・・ やっぱり、アノ役ですかね!?

と、来年への期待ももたせつつ、大盛り上がりのコクーン千穐楽はめでたくお開きになりました。楽しかったーーーありがとうございました!!

(何か思い出したりしたら追記します。また、記憶違いなどあったらご指摘お待ちしています)

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コメント

cocoさま
コクーン歌舞伎千穐楽のライブ感あふれる熱いレポ、
ありがとうございます。
舞台も客席も、そしてスタッフの皆さんも一体になった
すばらしい劇空間だったようですね。
そんな“チーム”をつくり出すことのできる勘三郎さんの
パワーとエネルギーに改めて拍手を贈るとともに、
その場に居合わせることができた(しかも最前列センター!)
cocoさんがとてもうらやましいです。
心は早や来年!?楽しみですね~。

投稿: スキップ | 2008年7月 1日 (火) 02時58分

ribbon スキップさま
コメントありがとうございます♪
コクーンは劇場自体がこじんまりとしている上、最前列だと舞台下での演技の際は、1メートルも離れていないところで汗まみれの勘三郎さん、笹野さん・・・ 普通の劇場の最前列が遠く感じられてしまうほどです(副作用ですネcoldsweats01

>>心は早や来年!?楽しみですね~。

はい!
また新しい試みをなさる串田さん。どんな方がキャスティングされるのか、それも合わせて楽しみですね!

投稿: coco | 2008年7月 2日 (水) 00時46分

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