1月、寿初春大歌舞伎@歌舞伎座の演目発表で
とうとう一等席20000円です。青天井かっ
とまずはそこに気がいってしまうワタクシの
状況でございます。現歌舞伎座、いよいよ最後のお正月ですね・・・ って感傷についつい「ええいっ!」となりそうなのがコワい。
歌舞伎美人サイトは ☆コチラ☆
仮チラシを「続き」に。
演目的にはなんというか、わかりやすい・・・ってことでしょうか。この顔合わせはやっぱり“最後のお正月”なんでしょうかね。
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とまずはそこに気がいってしまうワタクシの
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今月に入ってからとったチケットですが、1階席花道に近い席で拝見できました。東西を象徴するような大名跡の共演ですね。
外郎売
團十郎さんがあの衣装で花道出てくるだけでなんだかウレしいのはなぜかしら。成田屋が演じる十八番ものはイイっすねぇ。そういう安心感も心地良く、また團十郎さんが心がけていらっしゃるという“童の心”、くもりのないおおらかな、健やかな力強さが見えるというか・・・
言い立てに入る前、簡単な劇中口上で
「国立劇場新年に『象引』で(病気療養からの)舞台復帰をすることができ、また今月の興行で年内の舞台を納める」
といったご挨拶がありました。そうそう、「象引」は意味なく
楽しさ目いっぱいでしたねぇ~
後見の新十郎さん(国立のプログラムは後見の役者名が出てないんでしたか)も、キビキビとなさって、すごく気持ちいいです。
背景の富士山がえらくキレイです。
工藤祐経の彌十郎さん。“曽我もので大きな役を”と願掛けをしていて、今回のお役となったということをプログラムでお話されてます。祐経というお役は、体が大きい、とか年齢がいっている、とかだけでは舞台がもちきれないものか・・と感じ、今まで拝見した多くの祐経を思い起こしました。まして彌十郎さんは初役、しかも実にお若いこと、承知しています。どなたにもある初役のこと、10年、15年後というスパンで拝見できることを楽しみにいたします。祐経の小道具、堆朱の煙草盆とか脇息がいつ見ても素敵![]()
傾城反魂香 土佐将監閑居の場
なぜか土佐将監が、藪の虎を見るために眼鏡を懐から取り出すと沸く客席。。。あれ、こんなにウケルとこだったっけ?
この彦三郎さん将監がなんだかとてもあったかい感じで妻の右之助さんとすごくすてきな師匠夫婦でございました。亀鶴さんの修理之助も堅実。
團十郎さんの又平、藤十郎さんのおとく、というのはめっさ贅沢な配役・・ とは思うのですが、個人的な好みとはちょっと違い、なにかぴたっとハマるものを感じられず残念でした。お好きな方には申し訳ありません・・・m(_ _)m
ところで、プログラムにあった土佐将監閑居の場の後の場面、めちゃくちゃ見たいんですが!あらすじは、
「救出に向かう途中、偶然出会った姫を我が家にかくまう。悪人方の襲撃を受けるが、又平の描いた数々の大津絵キャラクターが絵から抜け出て敵を翻弄し、又平も奮戦して敵を追い散らす」・・・見たいっす!
で、その数々のキャラクターで道成寺を踊る、というのが最後の演目なわけですね。
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もう、感想アップの順番わやくちゃですがしゃーないわ自分。
義経千本桜
渡海屋・大物浦・吉野山・川面法眼館
幸運なことにこれも1階前方にて観劇できました。
大変充実、豊潤な十月歌舞伎座の千穐楽昼夜でした。
まずは夜の部の感想から・・・ というのも。
吉右衛門さんの知盛がと~~~っても素晴らしくって![]()
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多くの批評はじめブロガーさんもおっしゃっている通り。
9月千穐楽の紅長さんで「武張った役ばっかり・・」と自分のことをネタにしていた吉右衛門さんのまさにその武張った、実事の役。血まみれで花道から再登場して、本舞台で安徳帝を捜し求める叫びの声音、その悲痛さにいきなり心揺さぶられ涙腺が決壊してしまいました。あの台詞だけで胸が痛くなったのは初めてでした。。。
子役さん(この日は三橋正暉クンかと)の声もよく響いて、相変わらず子役さんの台詞にも弱いワタクシ、あちこちで
・・・。
それで最期の碇知盛ですよ・・・
すっばらしい大きさの知盛。それがまた、あの大柄な体を渾身の力、なんと美しい背ギバで飛んだことか!、、、落ちて行きました。まるで文楽人形のようでした。。。ものすごい掛け声と拍手の嵐。
玉三郎さん初役の典侍の局。丸本に近い形での役の造形、とのことですが、装束を改めた後の登場、屋台の御簾が上がったところの姿は「あれ!?」と思うほど・・・ りりしいというか、オトコマエというか、何しろ女形さんにそぐわないような形容が思い浮かぶほどかっちりしてました。眉もがっつり引いて。しばらく見ていて「キャリアウーマンか」と思い当たりました。もちろんお育てした帝への何より勝る愛情はあるとしても、あの時代に帝を養育するというのは女性がつく最高の仕事のひとつだったでしょうし、そのお乳の人として源平の戦いの最中も、そして最期までも共にするという覚悟を声高でなく伝えていらしたように感じました。想像と違う形でしたが、とても素敵な典侍の局でした。
しかも、装束の襲の色目の美しいこと・・・![]()
今回の玉三郎さんの演じ方によくあった、赤すぎない、柿色に近い袴とあわせて、理知的な色目のイメージでした。パラリと広げる檜扇もご新調だったでしょうか、雲形を白やピンク系の色で大きく取った、目立つけれどなぜか落ち着いて見えるものでした。
やつしていたお柳の衣装も、こちらは定番だったのですが、半襟の色がなぜか今まで感じたことがないほど美しく鮮やかに見えました。あの紫も、なにか特別なものだったのでしょうか。
あ、そうそう、安徳帝の装束の色目も抑え目で、玉三郎さんの装束とよく響いてとても品の良い一対でした!
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さすが仮名手本。
めずらしい配役の方もありますが、いわゆる“初日感”、まどろっこしさはほとんどなく、小道具や大道具のちょっとしたアレコレがちょこちょこあったくらい。
十一段目、引き揚げの場面の名前が変更になり『両国橋』が取れました。実際の場面の橋には『花水橋』とお馴染みの名前が・・・ そうですよね、仮名手本で場所は鎌倉設定だから、両国橋引揚ってのがおかしかったのかしら~
で、昨年10月の平成中村座、3月の歌舞伎座、先月の御園座、そして今月と忠臣蔵だらけ(来年1月の松竹座もでした)ではありますが、やっぱり面白い
ほんとによくできたお芝居。役者さんも好きなお役がたくさんなんだろうな。
で、初日、幸運なことに一階前方で通し観劇。一言ずつと、初日っぽい?ちょっとした出来事などをつらつらと「続き」に。
その前にどちらか、しか見られないとなったら・・・ 初日見た限りでは、とお断りを入れた上で、、、昼!が思っていた以上にオモシロイ!!
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人形口上は五分前ではなく、ほぼ定時から。役名のある方は全員名前を読み上げられるため、これで10分。次いでお決まりの合方にあわせ47の柝で開幕、全部開くのにさらに5分。
まだ新年一月の演目は出ていません。
大序から見る仮名手本、た・の・し・いーー(^O^)
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